えー、本日はBitTorrentのソースコードを読んでみたいと思います。
Code Reading(コード・リーディング)は素晴らしい本ですね。でも、冒頭の数章、Cの落とし穴みたいなところで疲れちゃいませんか?
ソースコードが読めないのは頭が悪いせいだと思うのですが、読めない人のためにあの本があるわけで。。。本のコンセプトは素晴らしいのですが、実装がいまいちな気がします。モノホンのソースコードに挑戦しようって気にならないんですよ。
僕の悩みは、プログラミング言語の諸規則は知ってるのに、なかなか大きなプログラムが書けないこと。仕事などで、明確に目的が決まってると書けますよ。でも、それってなんか違うんだよね。単語帳で意味を調べて、なんだかわからないけど、とりあえず用を済ませましたって感じ。英単語を知っていても英語が話せないように、プログラムを書くには、感覚というか、大局を見通せるようになることが必要だと思うんです。
そんな時に、BitTorrentのソースコードに出会ったんです。驚きました。目を細めると、(ソースコードにありがちな)波じゃなく、一本の帯のように見える。細かな内容はともかく、プログラムの構成(structure)がわかりやすい。Pythonの言語としてのパワー、Bram Cohenのエレガントなコーディング。最高のソフトウェアは、最高の教材になる可能性を感じる。