おはようございます。
「うちの仕事はどーなってるんでしょう?」と、新年早々、するどいツッコミ(厳しいお言葉?)をいただいている、私でございます。
ちゃんとやってます。今は、お昼休み中です。どうか許してください。
何の因果か、このブログを読んでしまった、お仕事中のあなた!
教えて欲しいことがあるのです。
(または、一緒に考えてみましょう)
「スマトラ地震の救援金って、被災者の生活費に使われるのでしょうか?」
いろいろ調べてみたのですが、さっぱり、わかりません。
スマトラ地震被災者(または、こういった自然災害後の被災者)の今後の生活費についてご存じの方、どうか教えてください。
これから大事になってくるのは、生きていかなきゃならない人たちをどうやって支えていくかですね。え?救援金ですか?あのー、救援金は、生活費にはならないと思うんです。。。
スマトラ地震救援金のほとんどは、渡航費、食料・衣料費、建物・道路の復旧費、被災者の住居費(シェルター)、医療費(肉体的・精神的)に使われると思います。
一時金くらいはあるかもしれないけど、現地の人の生活費にはならないですよ。
そう考える根拠は、新潟中越地震後の、被災地、およびその周辺に住む方々の現在の生活費にあります。
国や総務省が発表したニュースソースを、いくつか挙げます。
災害時に家屋が全壊・半壊し、解体や大規模な補修を必要とする世帯に、生活費や解体撤去費として最大300万円を支援する。
http://www.yomiuri.co.jp/features/niigata_quake/200410/nq20041026_44.htm
生活福祉資金貸付制度
地震で被災した所定の要件に合致する世帯に対し、当座の生活費について資金の貸付け(貸付限度額は原則10万円以内)を行います。
http://www.soumu.go.jp/hyouka/niigata.html
その他、復興住宅の期限は2年。ローンの契約だって無職では無理そう。。。
なにやら終わったかに見える(思いたい?)新潟中越地震ですが、現地の人たちの苦しみは今でも続いています。地震の怖れも続いているし、雪の季節はさらに危険度が高い(除雪作業中に、ボランティアも亡くなりました)。理屈で考えれば、行かない方が利口でしょうか?ちょっと前に湯沢にスキーに行っちゃいましたが(それも、ひとりで!)、バカでしょうか?楽しかったなー。
おっと、ここで思考停止してはいかん。私の経営目標、被災者の生活支援を(ちょっとだけでも)達成するための方法を考えなきゃ。現状分析で終わらないようにしなきゃ。
募金では相手を助けられず、現地には行きたくない。さて、どうしたらよいのか?
新潟中越地震ではこんな状況だけど、スマトラ地震の場合は、国際的だけに、生活費が貰えちゃったりするのかな?違うと思うなー。
ものごとは、正しい、正しくないで語れるほど、簡単じゃないみたい。ある人(自分?)を助けるために、ある人を見殺しにする。罪悪感に苦しみながら、自分に可能な妥協点を探る。自分でリスクを負う場合には、事前のチェックを念入りにおこなう。どちらにせよ、甘い気持ちでできることじゃない。
繰り返しになりますが、スマトラ地震被災者の今後の生活費についてご存じの方、どうか教えてください。
あ、私のように、こういった分野に初心者の方からのお便りもお待ちしています(そっちの方が嬉しかったりして。。。)。
追記:
新潟について、ちょっと書いてみました。もしよかったら読んでみてください。
募金は免罪符?新潟県中越地震後の深刻な状況を今頃になって知る